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パラオ・コロール州における脱炭素都市形成に向けた都市間連携事業に参画

2025.04.17

― RPF燃料を活用したバイオマスボイラー導入調査を通じ、廃棄物資源循環とエネルギー転換を支援 ―

2025年4月16日 株式会社イクロス(本社:大阪府堺市、代表取締役:沖米田 浩朗)は、
令和7年度 環境省「脱炭素社会実現のための都市間連携事業」において、
パラオ共和国コロール州と北九州市の連携による国際プロジェクトに参画しております。
本事業は、代表事業者である株式会社ATGREENのもと、 以下6団体の連携体制で構成され、
コロール州の ゼロ・カーボンシティ宣言実現に向けた複数の取り組みを推進しています。

【連携団体(申請書掲載順・敬称略)】
• 北九州市
• 株式会社 EVモーターズ・ジャパン
• アミタホールディングス株式会社
• 株式会社クアンド
• 株式会社イクロス
• 株式会社ATGREEN(代表事業者)

株式会社イクロスは、「未利用資源原料による脱炭素とコ・ベネフィット創出に向けたボイラー導入可能性調査」を主担当として進めており、 現地における事業化に向けた実証的な調査・構想の立案を担っています。

具体的には、現地で発生する剪定枝やプラスチック容器等から製造されるRPF燃料を活用し、 現地ホテル・病院向けのリネンクリーニングサービス施設にバイオマスボイラーを導入する構想のもと、 地域における廃棄物の発生・回収・燃料化の実態調査、既存施設のエネルギー使用状況とコスト分析、 現地自治体および民間事業者との意見交換・視察対応などを実施しており、持続可能なエネルギー転換モデルの構築に向けた準備を進めています。

また、2025年1月には、コロール州知事らが来日し、当社が日本国内で運用するRPFボイラーによるリネンクリーニング工場を視察されました。 現地の技術導入に向けた期待の声が寄せられました。 今後は、調査結果を踏まえた事業計画の具体化および実施体制の構築を通じて、脱炭素型循環社会の実現に貢献してまいります。

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【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社イクロス 環境エネルギー事業部
TEL:072-260-6333 Email:info@icross.co.jp

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